能力者――覚醒当時11歳。能力者である真壁・慎司の記憶が飛び込んで来たことにより、
闇の世界を知り、その真壁の死を知り、彼の彼女である宮下・由希を護る決意をする。
一般人――21歳。新聞社に勤めながら、恋人である真壁・慎司が死んだ事故を調査している。
そんな中、由希の周辺でも不可解な事件が頻発し、そしてその頻度も短くなっていった時、
由希を守る―という少年、九堂・今日介が現われる。
「魔法使い」と呼ばれた能力者――21歳。取り壊すビルの調査中の事故で死亡
…というのは世界結界で歪められた情報。なぜどのように死んだのかは不明。
今日介に由希との思い出の記憶だけを残す。